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メイクアップは塗り絵ではない。
メイクアップは塗り絵(平面塗り)ではない。


色々なメイクアップがありますが、今回は
「よき存在としての顔」へのアプローチとしてのメイクアップ
という前提で進めたいと思います。

メイクアップとは元の状態に応じて、
目的に合わせたテクニックを選び施す事であると考えます。

*目的だけに応じたり、型にはめられるわけではない


まずは元の状態(肌、骨格、パーツなど=パーソナリティ)があり
仕上がりイメージ(目的)を設定(明確化)する。
そして両者の差異を繋ぐ(埋める、強調するなど)ための
テクニックを選択する。

それぞれ、元の状態とかけ離れないように意識をして色(形など)を整える。
その時、上記を理解せずに進めると塗り絵になってしまう。

ここでいっている塗り絵とは「あ〜、色塗って楽し〜な〜」という
極めて楽観的な感覚のみという精神性のことである。
塗り絵感覚の楽しいメイクアップをいけないというつもりもないが、
意図せずに行われたことによって
自分の望まない結果を招いているということが、
この世の中に存在している。
気がついてしまったからには放っておくことはできない。
自分の顔に対して、手を施している割に無頓着すぎはしないだろうか。

人間にとって、顔が一体どれほどの意味を持つのだろうか。
顔は、この世での借り物(ちょっと宗教的な表現ですが。)である
肉体のなかでは、もっともその人自身に近いものではないかと思う。
さまざまな事柄を自らの肉体が物語っているが、
中でも顔はその人の時空を越えたものさえも物語っている気がする。
顔つきからは人間性(過去を内包している)、
眼差しからはその人がたどるであろう未来さえも感じられる。
言葉を交わさなくても、向かい合えば、相手の様子、表情、仕草などから、
心情を推し量ることも可能だろう。
脳には顔を認識するための細胞があるそうだが、
それも、これだけ多くの情報の詰まった重要な部分だったからだろう。
それほどまでに重要な「自分の顔」をどう扱うか。
これは現代の「自己責任社会」(全ては自らが選択したことであるという意識をもつ)
においてはおざなりにできない問題ではないか。
「自らが選択をした現状」という意識を自分自身が持つと同時に、
他者からも「あなた自身で選択した現状」と理解されるからである。
実際に会話などの直接的なコミュニケーションを取れる間柄であれば、「説明」もできる。
しかし、顔は自分が気付かない間に、
多くの人々とノンバーバルコミュニケーションをかわしている。
そうなってくると言い訳も通用しない。

なんとなく塗ったファンデーションで顔が膨張して見える
暗い照明の中でメイクをしたら濃くなりすぎた
道具が見当たらなかったから描いた眉毛をぼかさなかった



結果に満足していれば、何をしても自由だと思うんです。
自分が気に入ってさえいれば。それを選択したんですから。
私が言いたいのは、「自分の行いのせいで、自分を台無しにしてほしくない」ってことなんです。
誤解されない、「そのままのあなた自身のリラックスした表情を活かすメイクアップ」
があるという事を知ってください。
それには、あと少しだけ慎重になってもらうだけでいいんです。
やりすぎさえしなければ、
全ての女性は「自らのメイクアップによって」美しくなれるのですから。
(やりすぎさえしなければ、すべての女性はメイクアップによって美しくなれる←師の言葉です)

そして、よりメイクアップ効果を高めたいという方は基本的な考え方として、
まず本来の状態を知っていただけばよいと思います。
そしてそこからかけ離れないように注意しながら整えるのです。
どこにどんな調整が必要なのか、しっかり見て見極めてください。

「顔」は他人事ではありません。


塗り絵のようなメイクアップは、顔の秩序を乱し、誤解を招きます。
まずは元の状態をよく観てください。

そして元の状態こそがパーソナリティです。
| make-up | 00:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
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